一条戻り橋の桜
今日は、奥さんのキッチン仕事が楽になるように、新しい水栓を見に京都街中のLIXILショールームに行きました。その帰り道、京の町中をゆらゆらとドライブ。
少しずつ春が来ています。
いつも、大通りをさっと走って帰るのではなく、小さな通りで町家の鉢植えなどを楽しみながら移動します。
府庁の西を上がって(京都方言で、北上するという意味です)一条通まで来ると、何やらピンクの塊が見えます。梅の花は長い間咲いていますが、もうそろそろ終わりのはず。まだ、新しい。桜はまだだし。なんだろう?
通行や観光の人が写真を撮っています。車から降りて見に行こう。
アーモンドや梅ではない、桜の花に思えるが、なんだろう。堀川通の桜並木にも他には桜の花は見当たらないが。
葉は、まだ数cmで小さく薄緑だけれど、蜜腺がある。やはり桜か。
さっそくネットで調べると、一条戻り橋の河津桜と有名らしい。私が毎日のように通勤で通った15年前までは、こんな早咲きの桜はなかった。
蜜腺の位置で桜の品種がわかるとか。知らんかった。
桜の葉以外にもいろんな植物の葉にも蜜腺があるのですね。
堀川沿いに遊歩道も整備されて綺麗になっています。すぐ横にも小さな河津桜の木が植えてありました。そのうち並木になると良いね。
寒い比叡平に植えた我が家の桜にも、河津桜があります。まだ咲いていません。この日記にも、2017年の4月1日に河津桜が咲いていると記事にしたのだった。
台風の後で
2018年9月7日
各地で過去の記録を更新するという記録的な暴風だった台風21号が去って3日になります。京大植物園の様子を見に行きました。
馬術部の馬場の横に車を止めて歩きはじめます。春には綺麗なピンクの花を咲かせたモモイロハリエンジュの大木は根元から折れていました。
あちこちで後始末の伐採が進んでいます。
植物園入口では横の大木が何本か倒れて門扉をへしゃげていました。外の道路の通行ができるように先だけは切ってあります。
片付け始めたと言ってもこんな具合です。
中に入ると大木が何本も何本も倒れています。根こそぎ倒れたもの、
根元からボッキリ折れたもの。以前記事にしたロープクライミングの木もこの通り。練習に適当な木は他にあるのかな。
風倒木の標本として、そのまま残す木々も幾つかあるようです。
風はどういう具合に吹いたのか、思わぬところでも倒木が。